貸別荘ルネス軽井沢のフロント事務所から車で5分で移動できる観光スポットの鬼押出し園でございます。
ルネス軽井沢フロント事務所から鬼押出し園までのアクセス
鬼押出し園にチェックイン前に訪れる場合は、碓井軽井沢インターより有料道路で向かって来られるフロント事務所の手前に位置しております。
お早めに軽井沢にお着きの際は、チェックイン前に訪れることがお勧めです。
鬼押出し園まで来られれば、ルネス軽井沢のフロント事務所まで車で6分ほどで移動できます。
鬼押出し園について
鬼押出し園からの眺めは浅間山を起点にして、東に浅間隠山まで20ほどの山を眺めることができます。
まさに天候に恵まれれば絶景のパノラマになりますね。
浅間山の麓にある鬼押出し園は、園内中央に位置する東叡山寛永寺別院「浅間山観音堂」が、天明3年の浅間山の噴火で犠牲になられた霊を供養するために建立されました。
「浅間山観音堂」が建立されたのが昭和33年になります。
鬼押出し園周辺で鑑賞できる高山植物
季節により、鬼押出し園の浅間山の麓の散策で観賞できる高山植物は違いますけれど、浅間山の鬼押出し園の遊歩コース内では、溶岩の間から群生植物が鑑賞できます。
以下の高山植物が春から初夏にかけて鑑賞できます。
- イワカガミ
- ツガザクラ
- ミネズオウ
- ヒカゲツツジ
- トウゴクミツバツツジ
- ハクサンシャクナゲ
- ウラジロヨウラク
- ホツツジ
ヒカリゴケ
浅間山の麓、鬼押出し園の園内の岩の隙間などには、ヒカリゴケなどが生育しています。
鬼押出し園では、ヒカリゴケの見ごろが5月中旬から10月下旬までとされています。
トウゴクミツバツツジジ
鬼押出し園園内に咲くトウゴクミツバツツジです。
トウゴクミツバツツジジの案内カードです。
見ごろは5月中旬から6月上旬にかけてになります。
ミツバというだけに小粒な花びらが咲き始めたトウゴクミツバツツジジです。
鬼押出し園園内では、高山植物が生育しているスポットに案内カードがあるので名前と生態を確認できます。
こちらはミネズオウの案内カードですね。
鬼押出し園園内全域で観られる高山植物になります。
石割の松
高山植物ではありませんが、鬼押出し園園内にある「石割の松」です。
溶岩岩の隙間から松がたくましく生育している「石割の松」は、噴火被害にも負けずに鬼押出し園園内に君臨しています。
鬼押出し園で鑑賞可能な文化財
鬼押出し園では文化財なども鑑賞ができます。
- 惣門、二天尊像
- 石灯籠(表参道・裏参道)
- 浅間山鬼押出之碑
- 炎観音
- 浅間噴火記念碑
- 画碑「紅浅間」
水盤舎(表参道)
「洗心」という2文字が印象的な水盤舎です。
鬼押出し園園内の表参道にあります。
昭和47年に建立された水盤舎は、背景に浅間山の溶岩石がゴツゴツと物々しさの中で、清らかなお水で心を洗っていただけます。
こちらの水盤舎のお水は、溶岩流の地下水を利用したお水になります。
まさに「浅間山の天然水」と言えるでしょう。
蜀山人の碑
こちらは浅間噴火記念碑です。
蜀山人が書いた碑になります。
蜀山人「浅間噴火記念碑」の詳細な解説文と「碑銘」になります。
天明の大噴火があったことから、江戸の歌師「太田南畝」(蜀山人)に碑文の著を依頼して出来上がった作品です。
天明の大噴火の時期に嬬恋村大笹の名主だった黒岩長右衛門大栄氏が、再度の噴火を想定して、被害が少しでも小さくなるように碑文に残したのが、浅間噴火記念碑なのです。
浅間噴火記念碑は、園内広場にあります。
画碑「紅浅間」(園内広場)
こちらの画碑は、色はありませんが、紅の浅間という「浅間山の噴火」の際の溶岩流に包まれた山の模様が描かれています。
天明の大噴火への愛惜を深く持ち続けた画家の小山敬三(故人)先生の作品になります。
画碑は園内広場にて鑑賞することが可能です。
画碑の由来についての説明もあります。
碑銘を記したのが、入江相政氏です。
鐘楼(浅間山観音堂内)
浅間山観音堂内にある鐘楼です。
バックに浅間山がそびえる大自然の中の鐘になります。
浅間山の広大な自然の中に浅間山観音堂の鐘が鳴り響くのです。
石灯篭(表参道・裏参道)
浅間山観音堂の建立と共に東京都台東区上野にある東叡山寛永寺から鬼押出し園に移された石灯篭です。
石灯篭は、鬼押出し園園内に現在、40基と記されています。
- 大猷院様(徳川3代将軍家光公)9基
- 厳有院様(4代将軍家綱公) 28基
- 浚明院様(10代将軍家治公) 3基
浅間山鬼押出之碑
浅間山鬼押出之碑です。
松林天上 浅間山鬼押出之碑です。
笠井南村先生が初めて浅間山の鬼押出しに訪れたときの思いがつづられています。
碑陰ノ詩に作成に至った思いを記されています。
鬼押出し園の惣門横にある碑になります。
故・松林天上先生(長野県更埴市出身)の作になります。
惣門と二天尊像
ガラス越しの撮影ですが、実際に観ると迫力があります。
画像は、惣門の右で君臨する持国天像です。
見晴台供養塔(高山植物観察コース)
高山植物観察コースの見晴台に建立されてある供養塔です。
炎観世音菩薩(奥の院参道)
奥の院参道に奉られている炎観世音菩薩像です。
碑「厄除観世音」(惣門横)
東叡山寛永寺別院の浅間山観音堂の惣門横に寺標として建立された”厄除観世音”碑です。
浅間山観音堂
東京都台東区上野の東叡山寛永寺の別院となる浅間山観音堂です。
画像は入り口となる二天尊像が奉られている惣門です。
浅間山の天明の大噴火の犠牲者のご冥福を願って昭和33年に開創された浅間山観音堂でございます。
浅間山観音堂内の重要文化財になる鐘楼の「鐘の音」についての解説です。
浅間山の洋画石の中に開創されている浅間山観音堂です。
岩と赤いお寺の色が独特なコントラストになっています。
こちらが東叡山鐘維持別院の浅間山観音堂の由来になります。
昭和41年5月に浅間山観音堂執事の書になります。
惣門を入ると荘厳なイメージを受ける御本尊が奉られている正面です。
こちらが浅間山観音堂の御本尊の「聖観世音菩薩」像です。
荘厳な記念の日の拝観になります。
お寺のマークの提灯と天井から飾られた装飾品は輝かしいですね。
こちらは、聖観世音菩薩像をお参りの際の作法が記されています。
浅間山観音堂のおみくじ「鬼みくじ」です。
300円で引くことができます。
2018年5月20日は、東叡山寛永寺別院「浅間山観音堂」の創建60周年記念「縁結び」になります。
特別な日の拝観になりました。
縁結びとなるだけに、観音堂内の秘仏像から伸びた五色紐を設置されています。
浅間山観音堂の見晴らしの良い展望の場所です。
溶岩席が鬼押出しのイメージを強調しております。
青空と絶景に浸れる場所でもあります。
浅間山観音堂の橋の塗装をされていました。
東叡山寛永寺別院 浅間山観音堂 創設六十周年慶讃大法要
東叡山寛永寺別院「浅間山観音堂」創建六十周年慶讃大法要が、2018年5月20日に執行されました。
荘厳と静粛なムードの中、地元、群馬県嬬恋村の関係者の方々も参列されています。
向かって左側が、嬬恋村鎌原の浅間山の天明の大噴火を詠った和讃の面々です。
右側が、嬬恋村村長をはじめとする来賓の方々です。
六十周年の慶讃大法要ということで、僧侶の方々もお務めされています。
東叡山寛永寺別院「浅間山観音堂」に訪れた日が、六十周年という記念すべき日になりました。
浅間山観音堂が青空と一体化しています。
大法要の日が晴天になりました。
慶讃大法要も厳粛に執り行われています。
東叡山寛永寺の気位の高いお坊さんが、粛々と大法要を執行されました。
法要が終わり、外に移動して次は、地元の群馬県嬬恋村の鎌原の獅子舞の舞になります。
鎌原の獅子舞
群馬県吾妻郡嬬恋村の鎌原神社から地元の鎌原の獅子舞の方々が記念すべき日を盛り上げに来られました。
浅間山を背景に青空の元、地元嬬恋村鎌原の方々の雄姿です。
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3名1組で舞われる獅子舞の始まりです。
僧侶の面々と来賓の方々に見守られる中、催しを盛り上げます。
舞の内容は、「ひょうきん」な親しみの湧く動きが印象的でした。
鎌原の獅子舞は、1年に2回、春と秋に神前奉納されてから、鎌原地区の要所で夕方から夜にかけて舞われるのです。
鎌原の獅子舞は、長野県諏訪から伝えられた獅子舞で、画像のように獅子頭が1名、後かぶりが2名で舞う形です。
この方の名前を「三人立一匹獅子」と言います。
天明の大噴火にから、村人が一致団結して復興された嬬恋村鎌原地区の毎年の厄除け祈願にもなったのでしょう。
滑稽で親しみを感じさせる舞は、地元の子供たちにも馴染むように感じました。
大変、お疲れさまでした。
舞を終えた「三人立一匹獅子」の方々のすがすがしい笑顔が印象的でした。
浅間山と鬼押出し園
個性的な溶岩石が壮大な浅間山と重なり、風景になる鬼押出し園です。
見晴し台から眺める山々
眺望の参考になる見晴し台から眺められる山々を解説します。
志賀高原・万座温泉方向の山々です。
-
- 笠ヶ岳 標高2075m
- 万座山 標高1994m
- 本白根山 標高2165m
- 裏岩菅山 標高2329m
小串硫黄鉱山跡方面です。
- 四阿山 2333m
- 土鍋山 1999m
- 破風岳 1999m
- 御飯岳 2160m
- 笠ヶ岳 2075m
草津温泉・六合野反湖方面です。
大倉山 2054m
白砂山 2140m
三国連山から右の北軽井沢方向の眺めです。
- 谷川岳 1963m
- 至仏山 2228m
- 管峰 1473m
- 武尊山 2158m
- 男体山 2484m
千トン岩(浅間山噴火口の目印)
浅間山の山頂の噴火口の淵にある”目印”になる「千トン岩」です。
遠くから見ると豆粒のような岩ですが、実際の大きさは「1,000屯」以上で3千トンとも4千トンともいわれるおおきな噴石岩になります。
ちなみに噴火口周辺は、危険区域にも指定されているので実際の大きさを比べる資料がございません。
直径450mの噴火口の縁にある千トン岩です。
1950年9月23日の噴火により、飛び出した噴石の一部の中で最も大きい岩になります。
現在の千トン岩です。
遠くからの眺めの際の「あの辺が、噴火口だよ。」と見当がつく目印となります。
鬼押出し園の名物「おもしろ岩 探し!」
見ていると「なるほどね。」と思わず納得してしまう「おもしろ岩探し!」です。
浅間山の溶岩石が、面白い形で自然のアートになっているのです。
入園入口に「おもしろ岩アンケート」が用意があります。
アンケートに答えれば、鬼押出し園にちなんだ商品がもらえるかもしれません。
想像力を発揮して楽しめる散策になりますね。
人面岩です。
左側を向いている人のイメージでしょうか。
二面岩です。
右が人で、左がプードルになります。
犬顔岩です。
右を向いた耳が立っている犬の顔でしょうか。
元祖 狛犬岩(こまいぬいわ)です。
狛犬は、獅子と犬に似た日本の伝説の獣になります。
猿岩集団です。
猿軍団の岩の集まりになります。
モアイ岩です。
モアイ像のような岩になります。
サザエさんです。
国民的人気の長寿アニメ「サザエさん」の左を向いている横顔のようです。
魚岩になります。
魚が水面から上を向いている様子に見えます。
かえる岩です。
トノサマガエルでしょうか?遠くを眺めて座っている様子ですね。
チンパンジーです。
チンパンジーが左を向いて、岩にしがみついている感じでしょうか?
ゴリラ岩です。
こちらのゴリラ岩は、わかりやすいですね。
ゴリラが左を向いています。
象さんです。
高山植物で隠れていますが、左向きの象の姿になります。
おもしろ岩を意識して鬼押出し園を散策していると、「これは?」と思うような岩に遭遇します。
角度によっても見え方に違いが出てきますが、おもしろ岩を見つけるのも一つの楽しみになります。
もしかしたら、あなたに似た岩があるかもしれません(笑)
鬼押出し園の見学の楽しみを増す方法ですね。
こちら、おもしろ岩越しの浅間山の「千トン岩」の眺めになります。
園内の案内として、岩の画像が掲載されています。
「どの岩が、どれだった?」なんて会話も弾みますよね。
園内案内に掲載されている”おもしろ岩”だけでも、ほんの一部のようです。
ということは、あなただけの表現のおもしろ岩の発見も可能ですよ。
園内にある鬼押出し園マップで、どこにどのおもしろ岩があるのか?チェックしておくこともできます。
鬼押出し園内の出店店舗
鬼押出し園園内では、森のらんぷという雑貨店がございます。
手づくり雑貨や、浅間高原でしか手に入らないような個性的な飾り物が販売されています。
鬼押出し園園内の売店の女性です。
お土産や「とうがらし梅茶」、浅間高原の地酒など販売しております。
鬼押出し園園内展示「コスプレ入園写真」
鬼押出し園園コスプレ入園写真の展示です。
鬼押出し園園内の建物3階に展示されています。
季節関係なく、浅間山の大自然を背景にコスプレを満喫されたお客様の雄姿(?)撮影スナップです。
過去にルネス軽井沢に宿泊されたお客様も何組か、鬼押出し園を案内いたしました。
雪と岩が幻想的なシチュエーションを表現しています。
鬼押出し園、2016年頃から正式にコスプレ撮影による利用を歓迎しています。
入園料のみでコスプレ撮影が楽しめます。
和装も鬼押出し園は、違和感なく溶け込んでいます。
浅間山をバックにコスプレ撮影ですね。
天候に恵まれて何よりでした。
浅間山の岩をバックに高山植物が絵になっています。
浅間観音堂もコスプレの方々の和装(侍系)にバッチリハマります。
雪の浅間山エリアは、来訪客も少なく、自由にコスプレが楽しめます。
冬の浅間山は、人が少ない撮影スポットだけに、大掛かりなコスプレも楽しめますね。
記念のコスプレ写真が掲載されていました。
浅間山の自然のスポットが大いに活躍していますね。
鬼押出し園の園内建物3階にて、展示されています。
ルネス軽井沢では、鬼押出し園と提携して、コスプレイヤーさんの撮影場所の提供に尽力しております。
コテージで宿泊して前後の延長時間を利用して、鬼押出し園の広大なフィールドで撮影を楽しんでください。
鬼押出し園のご案内
貸別荘ルネス軽井沢では、鬼押出し園の入園料100円引き券をご用意しております。
100円引き券1枚につき5名様まで適用されます。
鬼押出し園の営業案内
営業期間:年中無休(通年営業)季節により休業する日もあり。
営業時間: 午前8:00~17:00(最終入園可能時間 16:30まで)
鬼押出し園は、2016年より通年営業となり、季節により浅間山の風貌を変えて楽しめるようになりました。
ただし、冬季期間中は、テナントの売店やレストランの営業はクローズになるようです。
夏のイベントとして8月12日~14日の間には、夜間営業もされてます。
夏のナイトイベント開催時間:18時~21時
浅間観音堂や裏参道などがライトアップされます。
鬼押出し園の入園料金
個人(中学生以上の大人) | 650円 |
個人(小学生以下の子供) | 450円 |
団体15名~50名(中学生以上の大人) | 550円 |
団体15名~50名(小学生以下の子供) | 350円 |
団体51名以上(中学生以上の大人) | 450円 |
団体51名以上(小学生以下の子供) | 250円 |
御身体の不自由な方(中学生以上の大人) | 350円 |
御身体の不自由な方(小学生以下の子供) | 250円 |
※未就学児は無料になります。
※「身体の不自由な方」の割引適用の際は、障碍者手帳の提示が必要です。
車椅子・・・貸出無料
ベビーカー・・・貸出無料
詳しくは、入園券売り場の係員にお尋ねください。
車椅子とベビーカーの台数に限りがあることを予めご了承ください。
鬼押出し園 無料駐車場
駐車場は4か所すべて無料になっています。
最大駐車可能台数:乗用車750台・バス35台
第2駐車場
第3駐車場
第4駐車場
駐車スペースには余裕がございます。
トップシーズン(ゴールデンウィークやお盆の時期など)でもいずれかの駐車場に駐車は可能になります。
上信越高原国立公園「鬼押出し園」の公式サイトより情報を参考にさせていただきました。
より詳しい情報は鬼押出し園の公式サイトで確認してください。
http://www.princehotels.co.jp/amuse/onioshidashi/
鬼押出し園のより詳しい内容のお問合せ
鬼押出し園 電話0279-86-4141
ご宿泊のチェックイン前やチェックイン後に立ち寄るには、所要時間1時間から訪れられる近隣の観光スポットになります。