ルネス軽井沢から車で17分の場所にある軽井沢の名所「白糸の滝」です。
白糸の滝の住所
〒389-0111 長野県 北佐久郡軽井沢町長倉
白糸の滝は、軽井沢の観光スポットとしては大変有名ですが、軽井沢まで遊びに来ても、白糸の滝まで足を伸ばされる方は意外と少ないのではないでしょうか?
白糸の滝は、碓氷軽井沢ICからルネス軽井沢までの道中にありますので、アクセスは抜群です!
是非、立ち寄ってみてください。
白糸の滝の特徴
「白糸の滝」は高さ3mと、さほど高くはないのですが、横は70mにも渡り、実際に見る滝は写真よりも迫力を感じます。
水源は湧き水。
浅間山に降った雨がろ過され、約6年の年月をかけ湧き水となり、岩肌をまるで白い絹糸のように流れてきます。
水は冬も枯れることなく湧き続け、常に透明度が高いのも特徴です。
実はこの滝、人工滝というのはあまり知られていないかもしれません。
だからこそ他の滝とはちょっと違う味わい方をすることができます。
特にその個性を味わえるのが、夏の間に1ヶ月ほど開催される「白糸の滝ライトアップ&イリュージョン」です。
いわゆるプロジェクションマッピングですが、毎年変わるテーマも実に見ものですね。
(毎年開催日や開催時刻が変わるので、訪問前に確認をしてください。)
弧を描いた岩肌と水面は、まるでスクリーンのようなフォルム。
そこに映し出される映像は、水の影響で不規則にゆらぎ、また滝からの風に乗った水しぶきとともに、更に幻想的な雰囲気を醸し出します。
これは建造物に映し出すプロジェクションマッピングとは全くの別物。
白糸の滝の音
また、音に関しても特徴があります。
ここではスピーカーではなく、ヘッドフォンを着用します。
レンタルのヘッドフォンからは、映像と見事にシンクロした音楽が流れてきます。
人の声や雑音などが気にならないので、すっぽりとその世界に入り込んでしまいます。
滝から迫るマイナスイオンと映像、直接耳に届く音の迫力、約5分間のイリュージョンは幻想的という言葉がぴったりです。
白糸の滝のライトアップ
ライトアップ&イリュージョンは15分間隔で開催され、ヘッドフォンは100名分用意されていますが、お盆などの混雑時は待ちが発生するかもしれません。
それでも夏の期間中にいらしたら、是非一度はご覧いただきたいオススメスポットです。
どうしても、軽井沢といえば夏!
と連想しがちですが、それ以外の季節はどうでしょう?
四季折々、常に美しい表情を見せてくれる白糸の滝の周りには、常にカメラを抱えた方達がたくさん訪れています。
夏に比べると観光客も落ち着いている時期ですので、ゆっくりと散策するには最適かもしれません。
キラキラと光る陽と力強く芽吹きの時期、春。
萌えるような木々と抜けるような青空、澄んだ空気が哀愁を漂わせる、秋。
どの時期に訪れても、きっと満足できるはずです。
冬の白糸の滝(氷柱イルミネーション)
そして冬の夜の白糸の滝、ご存じない方が多いのではないでしょうか?
12月中旬から3月までの間、人工の氷柱にライトアップをする「氷柱イルミネーション」を開催しています。
静かに澄んだ夜、想像してみてください。
氷に反射するイルミネーション。
そこに雪が舞い、自然の造形美に乱反射する光の芸術。
寒い軽井沢だからこそ凛とした空気の中の温かな光、都会のイルミネーションとは違う美しさに魅了されます。
冬の軽井沢のイルミネーションは、とても人気。
毎年、多くのカップルやグループ、家族連れが訪れています。
ちょっぴり寒いけど、この思い出は一生ものだと思います。
ただし、マイカーでいらっしゃる際には、必ずチェーンやスタッドレスタイヤの準備をしてくださいね。
滝返しの滝
最後にとっておき情報をひとつ。
白糸の滝の近くには「竜返しの滝(りゅうがえしのたき)」別名「珠数ケ滝(すずがたき)」と呼ばれる滝があります。
こちらの滝に訪れたら、立派な軽井沢ツウ!
横1.5m、高さ約9mと比較的小さい滝ながら、激しい水がまっすぐに流れ落ちる直瀑です。
こちらの滝も大変美しく、何度も軽井沢を訪れている方や地元の人達が多く訪れています。
白糸の滝から下流に2.5kmほどに位置していますので併せて訪れることができます。
同じ白糸ハイランドウェイ沿いを軽井沢駅方面に下った場所にありますので、一度に訪れるのがオススメです。
穴場的なスポットで、ディープな軽井沢をお楽しみいただけると思います。
是非立ち寄ってみてください。
それにしても「竜返し」とは面白い名前ですね。
昔、竜のような大蛇が木を伝い川の対岸に渡ろうとしたところ、重みで木が折れ落下。
その大蛇は、滝下の激流にのまれ姿を消したという伝説が竜返しの滝の由来だそうです。
竜のような大蛇を激流で返したから、「竜返し」なんですね。
そんな伝説を思い出しながら見ていただくと、大変興味深くご覧になれると思います。
ルネス軽井沢をご利用の際には、チェックイン前に訪れるか、チェックアウト後に訪れるか、効率よくまわれる方法など作戦を練られてから訪れることをオススメします。
特に夏季のライトアップ&イリュージョンは大変混雑します。
ルネス軽井沢からは車で17分と大変近いので、一旦チェックインした後に移動されるのも良いかもしれませんね。
白糸の滝へのアクセス
では、2つの滝のお車のアクセスと、駐車場などについてお知らせします。
白糸の滝と滝返しの滝へのアクセスと駐車場
白糸の滝と滝返しの滝へのアクセスをご案内します。
軽井沢方面から白糸の滝へのアクセス
碓氷軽井沢ICから国道18号経由 白糸ハイランドウェイ白糸の滝入り口まで約22km
(約50分 白糸ハイランドウェイ通行料400円 ※ETCは使用できません)
ルネス軽井沢から白糸の滝へのアクセス
白糸ハイランドウェイ白糸の滝入り口まで約17分 白糸ハイランドウェイ通行料400円 ※ETCは使用できません)
駐車場
専用駐車場は約200台で、料金は無料です。
駐車場横には売店があり、「岩魚の塩焼き」や「白糸湧き水どうふ」などを販売しています。
このお豆腐の食し方も面白く、だし醤油や岩塩のほかに、メープルシロップや浅間ブルーベリーをトッピングしていただくのだとか。
他にも信州の味「おやき」や、「鹿まん」など、ここでしが味わえない特別なグルメが楽しめます。
ソフトクリームやお蕎麦も人気です。
是非、地元の味をご堪能ください!
(売店の営業時間は9:00~17:00頃まで 定休日なし 冬期は時間を短縮して営業しているので事前に確認しておでかけください。 白糸の滝売店 TEL:0267-46-1337)
軽井沢方面から竜返しの滝へのアクセス
碓氷軽井沢ICから国道18号経由 白糸ハイランドウェイ白糸の滝入り口まで約17km約 40分 (白糸ハイランドウェイ通行料400円)
お車での「竜返しの滝」への行き方ですが、入り口を間違えてしまうかもしないのでご注意ください。
本道を白糸の滝方面に走り、Y字に分かれる細い道を左へ。
そこが駐車場への入り口となっていますが、車が2台すれ違いできないほどの細い道です。
特に看板なども設置されていませんので、ナビなどを確認しながらゆっくり走行してください。
ルネス軽井沢から滝返しの滝へのアクセス
白糸ハイランドウェイ白糸の滝入り口まで約20分 (白糸ハイランドウェイ通行料400円 ※ETCは使用できません)
駐車場
十台程度、料金は無料です。
駐車場から「竜返しの滝」までは徒歩です。
10~15分ほどの距離がありますが、遊歩道が整備されており、清流の音とマイナスイオンを楽しみながら歩いていけます。
白糸の滝より観光客が少なくイルミネーションもありませんので、昼間に訪れるのが良いでしょう。
特に自然が多く残るこの滝周辺では、野生の動物がいるようです。
同行者と声を出しながら歩くか、ラジオやベルなど、音のでるものを持って歩かれることをオススメします。
白糸の滝と滝返しの滝へのバスでのアクセス
草軽交通路線バスをご利用ください。
軽井沢駅北口バスのりば2番から運行されている「軽井沢⇔草津」に乗車。
白糸の滝は「白糸の滝バス停」で降車してください。
料金は、軽井沢駅から「白糸の滝バス停」まで大人710円、小人360円です。
竜返しの滝は「竜返しの滝バス停」で降車いただくのが便利です。
ただし、急行のバスは「竜返しの滝バス停」には停まりません。
急行以外のバスをご利用ください。
もし、急行に乗った場合は、手前の「小瀬温泉バス停」で下車して、白糸の滝方面に歩くか、「白糸の滝バス停」で下車し、軽井沢方面に徒歩で戻るようになります。
料金は、軽井沢駅から「竜返しの滝バス停」まで大人590円、小人300円です。
ルネス軽井沢にお越しの際は、是非♪