「草津といえば温泉、温泉といえば草津」
と言っても過言ではないほど、知名度、効能ともに日本を代表する名湯であることは言うまでもありませんね。
草津温泉の中でも観光客に親しまれている日帰り温泉施設「大滝の湯」をご案内いたします。
草津には、無料で入れる「外湯」をはじめ、たくさんの立ち寄り温泉があります。
その中でも人気の立ち寄り温泉が、「大滝乃湯」です。
ルネス軽井沢から草津温泉「大滝の湯」までのアクセス
ルネス軽井沢のコテージからもチェックイン前やチェックイン後にも向かえる25㎞圏内になります。
本格的な温泉と自由な滞在を楽しめるコテージ宿泊のコラボ利用ですね。
まずはじめに草津温泉について解説いたします。
草津温泉について
草津温泉は、ルネス軽井沢から距離にして約25km。
車での移動なら約30分程度でアクセスできるのです。
意外に近くて、驚かれるお客様がたくさんいらっしゃいます。
草津温泉が人々から愛される理由。
それは泉質の良さ、そして湧出量の多さ、そして何と言っても湯畑を中心とした温泉情緒溢れた町並みも、理由のひとつにあるのではないでしょうか。
草津温泉の特徴
では、草津の魅力をひとつずつご説明いたしましょう。
草津温泉の泉質
まずは泉質。
草津温泉は約Ph2の強酸性。
酸が強いので少々ピリッと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、一皮剥けたような爽快感が味わえるのが酸性湯の特徴です。
あのレジオネラ菌や大腸菌さえも殺菌できるとして、草津の17源泉は、全国の温泉で義務付けられている「水質検査」を免除されています。
これは同じ群馬県内の万座温泉と草津温泉の2箇所だけで、全国初。
本当に希少な温泉なんですよ。
また湯量をみてみても、水質検査を免除されている理由がわかります。
草津温泉は自然湧出量日本一!
なんと毎分32,300リットル以上。
1日ではなく、毎分です。
その量たるや、もはや想像することもできません。
すなわち、捨てるほどお湯があるのです。
だから、いつも生まれたての新鮮なお湯が、大量に湯船に注がれていることになります。
日本全国、個性的な温泉があり、それぞれに良さがあります。
でも、ひとくちに温泉と言ってもその規模は様々で、湯量に関して言えば、すべての温泉が源泉を掛け流せるほどの湯量はありません。
そのため、加水(水を加える)または、循環(同じお湯をフィルターでろ過して循環させる)などの措置をとっています。
そのため水質検査をおこなわなくてはならないのですが、草津の場合は、「殺菌作用のあるお湯が、常に新鮮な状態で掛け流されている」ので、免除されているというわけです。
別格扱いされるのも、うなずけますね。
もちろん「泉質主義」を掲げているだけあり、効能は誰もが認めるお墨付き。
神経痛、筋肉痛、関節通、五十肩、冷え性、関節のこわばりなど書ききれないほど。
「恋の病以外は何にでも効く」とい言われ続けてきた草津温泉。
わかりやすくて、粋な表現ですよね。
草津温泉の街並み
そして湯畑を中心とした町並みは、やはり独特。
湯煙の中、瓦が敷き詰められた歩道のそぞろ歩きも実に風情があります。
ほかほかに蒸された温泉まんじゅうを頬張りながら、お土産屋をはしご。
湯畑の横の足湯に浸かれば、硫黄の香りに包まれて、転地効果も期待できそうです。
では、今回ご紹介する立ち寄り温泉に話題を移しましょう。
大滝の湯
もちろん、源泉100%掛け流し。
草津温泉の17源泉の中でも、美人の湯として名高い煮川源泉から、直接お湯を引き込み、それを加温・加水せず、贅沢に掛け流しています。
煮川源泉は温泉マニアの中では人気の源泉で、地下から湧き出た源泉を外気に触れさせない、特別な方法で配湯しています。
そう、草津温泉の中でも、とびきり新鮮というわけです。
そして熱い!
煮川源泉から大滝乃湯までは50mほどの距離。
湧きたてのお湯が空気に触れず、すぐに湯船に注がれる贅沢。
これは温泉マニアでなくでも、たまりません。
大滝の湯の詳細
内湯には、マッサージ効果が期待できる「打たせ湯」と、すっきり汗を流せる「サウナ」も併設。
もちろん露天風呂もあります。
露天風呂は湯口に近い部分は温度が高いのですが、離れるほど低い温度になっていきます。
自分の好みの温度の場所でゆっくり浸かれるのが嬉しいですね!
ちなみに、露天を囲むように岩の壁があり、その上から温泉が滝のように流れ落ちています。それがこの「大滝乃湯」の名前由来になっているとか。
こちらの施設で絶対に入っていただきたいのが、大滝乃湯にしかない「合わせ湯」という湯船です。
男湯は5つ、女湯は4つの湯船に、それぞれ違う温度の湯が注がれています。
38~40℃程度の低い温度から徐々に体を慣らして入浴していくという入浴方法なのですが、一番高い温度はなんと45~46℃。
身体への負担が少ない入浴法とはいえ、最高峰はなかなかの高温。
どこまで無理なく入浴できるか、是非チャレンジしてみてください!
大滝の湯の耳寄り情報
そう、草津温泉というと白濁の湯を連想する方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的には無色透明。
大滝乃湯も通常は透明なお湯です。
でも、月に2回だけ真っ白に白濁したお湯が楽しめる日があります。
それは、第2・第4土曜日。
配湯管に付着した効能成分を洗い流す日にあたります。
草津温泉の源泉には、大きく分けて「硫黄を含む」源泉と「硫黄を含まない」源泉の2種類に分類することができるのですが、この大滝乃湯に注ぎ込まれている煮川源泉は、硫黄を含んでいる源泉です。
硫黄成分は、配管で運ばれている途中に白く沈殿していきます。
その沈殿物は、一般的に「湯の華」と呼ばれ珍重されていますが、放置してしまうと管内を詰まらせてしまうため、月に2回その成分を洗い流す「綱引き」という作業を行うのです。
硫黄をたっぷり含んだ効能成分が湯船に流れ込んでくるので、白濁するというわけですね。
濁り湯を堪能したいという方は、是非この第2、第4土曜日の午前中に足を運んでみてください♪
ちなみにこの硫黄泉、血管を拡張する効果があるといわれ、高血圧に良いとされています。
しかも草津の硫黄泉は、その硫黄含有量が国内で10本の指に入るほど高濃度。
血圧に不安のある方は、是非お試しを!
大滝の湯内の食事処
突然ですが、温泉入るとエネルギーを消費するせいか、お腹もすきませんか?
こちらの「大滝乃湯」には、お食事処、カフェラウンジもあります。
お食事処は、その名も「湯乃華」。
定食、丼物、地元上州牛を使ったガッツリ系メニューから、ラーメン、そば、うどん、アルコールにおつまみまで。
ちょっと喉を潤したいときには、ラウンジカフェを。
コーヒーやジュース、ソフトクリームなど、ほてった身体を休めるのには最適です。
他にも貸切風呂(2000円/1時間)、有料休憩所(Ⅰ卓1000円/1時間)などもあるので、小さなお子様がいらっしゃるご家族や、お年を召した方をお連れの場合でも安心です。
ルネス軽井沢へお泊りのお客様は、チェックイン前や後はもちろん、15時にチェックインしてからドライブして大滝乃湯でお風呂とお食事を済ませ、その後お部屋に戻ることも十分可能です。
せっかくのご旅行ですから、できるだけたくさん思い出を作っていただきたいと思います。
大滝の湯の営業時間及び料金案内
では、草津温泉大滝乃湯の営業時間などをご案内します。
●営業時間
9:00~21:00(最終入館は20:00まで)
●入場料
大人:900円 子供:400円
障がい者割引:通常料金の半額
●御食事処「湯の華」…平日11:00~18:00 土日祝10:00~19:00
●ラウンジ…9:30~20:30
●マッサージ室…11:00~18:00(最終受付17:30)
●貸切風呂…9:00~19:00(最終受付18:00)※要予約
●有料貸席…9:00~19:00(最終受付18:00)
大滝の湯までのアクセス
それでは、草津温泉の大滝の湯までのアクセスをご案内いたしましょう。
お車の場合 東京から
練馬IC(関越道約100km)→渋川伊香保(R353とR145を約50km)→長野原(R292を約100km)→草津
お車の場合 ルネス軽井沢から
ルネス軽井沢→鬼押しハイウェイで万座・鹿沢駅方面へ(約8km)→日本ロマンチック街道 草津方面(約17km)
夏も冬も楽しめる「温泉とコテージ」のコラボ宿泊です。
どうせ温泉に入るなら・・・人気の草津温泉と一緒にコテージの宿泊も時間や距離的にも十分組めるプランになります。